ブックタイトルkamaboko_all

概要

kamaboko_all

優秀賞「望郷」遠藤春生（69歳）山口県防府市この度は大変栄誉ある賞を頂き、驚きと嬉しさで一杯です。誠に有難うございました。絵の題は望郷ですが、遠く離れた故郷は年を取るに従い懐かしく愛しいものとなってまいります。友は元気で居るか、子供の頃に遊んだ場所に行ってみたいと思うこの頃です。故郷を思う気持は人の心を浄化します。友を思う気持は優しく、風景は無言で私に語りかけてくれます。ありがたい気持ちで一杯になります。寸評あおとび碧き空にゆうゆうと鳶は舞い、川はかわらず穏やかに流れ、白きコブシは早春の丘に咲く。今年は戦後70年。こはの絵のような景色に故郷への想いを馳せながら、帰郷の思い叶わず、遠い戦地で尊い命を散らした人々が、どれほどいたことでしょう。今、この平和な世に在りて、かの悲しき時代に想いを寄せる。大賞次点作品です。「やまたのおろちと３人のかみさま」前田知輝（６歳）徳島県吉野川市ぼくは、えをかくのがすきで、かっこいいオリジナルキャラクターをかいてつよさをつけたカードをつくったりしています。かまぼこいたにもたくさんのえをかきました。にゅうしょうしたえは、ぼくのすきなやまたのおろちとそれにまけないくらいつよいかみさまをかきました。かっこよくかけて、ゆうしゅうしょうにえらばれてとてもうれしかったです。らいねんもかっこいいえをかいてだしたいです。寸評ヤマタノオロチ出雲神話では八岐大蛇を退治するのはスサノオノミコトだけど、「知輝版」では天狗、バイオリンの少女（？）、翼を持った少年の神々なんだね。やまたのおろちの頭が、５つなのはゲーム「ドラクエ」のモンスターの影響かな？きっと自分で物語を作りながら描いたんでしょうね。それぞれのキャラクターが生き生きしてるもんね。こんど、どんな物語か教えてね。8