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後援団体賞一筆啓上賞「可愛いでしょ?」伊藤七重(55歳)愛媛県松山市南海放送賞「小さなプロポーズ」中川雅之(46歳)愛媛県砥部町寸評寸評髪に花を飾る時というと、結婚式、卒業式、成人式、七五三(これは小さなお子さま)とまあ、お祝い事が多いですかね。それにしても花、花、花と飾りたてましたなァ。花の香り撒き散らし、どこへお出掛けですか?とにかく、このカラフルさに脱帽です。NHK松山放送局長賞「ハルはまだ出てこないのかなぁ」野瀬真友子(25歳)愛媛県松山市寸評春の到来を待ちわびる想いを、ワシミミズク(シマフクロウかな?)の母鳥の抱卵に掛けて描いています。冬の夜の冴え冴えとした景色とミラーボールのようなハルの卵の輝きとの樹洞の内外の対比が見事です。かこさとしさんの絵本に「あかいありシリーズ」がありますが、こちらは大人のアリのお話。サトウを贈ったり、朝露を集めたり、愛の言葉を投げ掛けたりと、処女女王アリに列をなして、けなげ求愛する雄アリ達が健気です。うまく、彼女の心を射止めて結婚飛行に飛び立てるのはどれかな?明るく愛らしい作品です。「雪月花」秋山あいテレビ賞清乃(58歳)愛媛県西条市テレビ愛媛賞「下見の眺め」熊本茂生(60歳)愛媛県宇和島市寸評どこかユーモラスで、独特の味わいを持つ熊本氏の作品。今回は「股のぞき」あまのはしだてですね。日本三景のひとつ天橋立の傘松公園などが有名ですが、私なども子供の頃にやりましたが、天地がひっくり返って妙な気分でした。皆、それぞれのポーズに、犬が何をしてんだろうねの感じがいいですね。長崎五島列島では、股の間から船を見ると、その船が幽霊船かどうかがわかるという、いい伝えがあるとか。絵の中の皆さん、幽霊船ではなかったですか?寸評時移り、時代は変われどい・にし・・えより子にそそぐ母の愛は限り・なし。美しき日本四季折々の風景の中で、子を愛でる母の姿が、淡い色調でしっとりと描かれています。「雪の上に照れる月夜に梅の花折りて贈らむ愛しき子もがも」大伴家持(万葉集)12