ブックタイトルkamaboko_all

概要

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後援団体賞FM愛媛賞「ビー、決まれブザービーター」愛媛朝日テレビ賞「被爆７０年私も７０才」和田健跳（10歳）愛媛県松前町寸評岡野美津恵（70歳）広島県広島市タイトルの「ブザービーター」とはバスケットボールで試合終了直前に放たれたボールが、空中にある間に残り時間がゼロになりゴールに入るショットのこと。作品のゴールは決まった？外した？顔の表情、手つきがよく雰囲気を出しています。健跳君ももちろんバスケをやってるのでしょうね。将来は日本を背負うポイントガードになって下さいね。寸評毎年８月６日の平和記念日に、原爆、戦災、一般の死没者の霊を慰める「とうろう流し」。元安川をゆっくりと流れゆく赤き光の列と夜空に白く浮かぶ原爆ドームとのコントラストが、観る者の心に恒久平和を静かに語りかけています。愛媛CATV賞「春の訪れ」水関凪（17歳）愛媛県八幡浜市愛媛県森林組合連合会長賞「ペルセポネ」真鍋友維（17歳）愛媛県西条市寸評桜舞い散る歩道に若きたたず女性が佇む。ペン画のような細き線とモノトーンに赤を加えた単調な色づかいが、着物姿の女性とあいま相俟って、どこか懐古的な味わいの作品に仕上がっています。タイトルの弾む感じとは逆に、どこか少女が寂しげに見えるのはそのせいかしら。大きな桜花が作品の出来をよくしています。寸評ペルセポネとはギリシャ神話に出て来る女神で冥界の女王ですが、今はパズドラのモンスターとして出て来る冥府神の方が一般的なのかな？一筆一筆細部にわたり丁寧に描かれています。バラの花を持つのは春の女神と言われる地上界（こちらでの名はコレ―）でのペルセポネかな。伊予銀行賞「南堀端（市役所からの風景）」藤岡雄二（54歳）愛媛県松山市寸評藤岡さんの松山市街のジオラマ造りも何年になりますかね？毎回の細かな作業と場所選びに頭が下ります。今回も南堀端の労作。中央の伊予電、坊っちゃん列車を挟んで、左に伊予銀、松山家裁、愛媛県警、ＪＡ愛媛と並ぶビル街。堀添いには、地下通路口。隣りには「お榎さん」で親しまれ「お袖狸」祀られている八股榎大明神の赤い社もあり見事な再現。全体を平面からＵ字状にしたあたりに、今回の工夫のあとがみられます。13