ブックタイトルkamaboko_all

概要

kamaboko_all

後援団体賞ポストのある風景フォトコンテスト実行委員会委員長賞「春がきたきた」「夕暮れの空」水関西予市森林組合長賞優月（13歳）愛媛県愛南町柳原あや子（66歳）愛媛県松山市寸評「柳は緑花は紅」禅宗の悟りの心境ではないですが、自然はいつもあるがままの美しい姿をしています。それを愛で、明るき季節の到来を喜ぶ人々の賑わいが画面を通して聴こえてきます。湖面に映る緑花も麗しく、世はまさに春。よき哉、よき哉です。寸評灰色の雲、家々の影絵、茜の空、風に揺れる髪、スカート、風を受け戸外に立つ少女。たゞそれだけの景色のようにも見えますが、見方を変えると何か困難に立ち向かって行く少女の勇姿のようにも見えます。そのように考えると家と家の間から差し込む光が希望の光のようにも見えますね。多感な少女期の心のような絵です。西予市商工会長賞「ぼくの肩お貸しします、おばあちゃん」河野更紗（14歳）愛媛県西予市天野原西予市文化協会長賞「春」満（70歳）愛媛県四国中央市寸評今回も題材は更紗さんの大好きなおばあちゃんですね。弟さんがいると聞いています。その子の肩を借りてのお花見ですね。おばあちゃんの嬉しそうな顔、頼もしげなぼく。そして、何よりも家族を思う優しさに溢れた作品です。寸評「春立ちて花もほころぶ山里は谷から谷へ鶯の声」別に私が万葉仮名に明るいわけではありません。読み方が板の裏に書いてありました。梅の古木に添えられた和歌。い・・にし・・えよりの日本的な美しい水墨の世界です。四国西予ジオパーク賞「堂の坂ー冬―」渡辺由加里（55歳）愛媛県西予市寸評日本の棚田百選にも選定されている景色ですね。なんでも、巨石や水抜きと呼ばれる石を組み合わせた石組みが素晴らしいものだとか聞きますが、やはりこの田の重なりが美しいですね。作品はその田にう・・っす・・らと雪を積もらせ、さらに美しいものに見せています。16