ブックタイトルuchiko_all
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18行政おまかせの地方自治から、住民自らが考え、知恵を出し、汗をかき、足腰の強い「住民自治」をつくっていかなければなりません。地域の存続、地域の後継者づくりのためには、まず地域の人が自分の地域に自信を持ち、自分自身の生活の豊かさを実感できるものにしなければなりません。活動のプロセス(経過)が、本当の地域づくりということを念頭におき、運動を通してその価値観を共有し、あるいは創りあげ、その豊かさを未来へ引き継いでいきましょう。石畳自治会地域は舞台、演じるのは「私たち」です自。すで族家なんみ。せ幸の分自はせ幸の域地。せ幸の域地はせ幸の分計画推進の心構え1物事を図るモノサシを持とう例えば、○経済だけでなく、心の豊かさを感じよう○小さいからできないではなく、小さいからこそできることを考えよう2ないものねだりより、足下に隠されている資源を探し、活かそう。3できないではなく、まずはやってみることから始めよう。→失敗を恐れない。4外からの情報だけでなく、自分自身が行って、見て、感じたなかで物事の本質を見極めよう。5女性や高齢者の力を活かそう。6できる限りみんなが協議に参加しよう。7いろんな価値観があることを知り、その違いを受け入れよう。8多数決ばかりが最善の結果ではないことを考えよう。9「補助金がなければ何もできない」と考えるのはやめよう。10伝統を重んじつつも、新しい風(人、物、考え方など)を受け入れられる地域にしよう。11自分の幸せは家族の幸せ、家族の幸せは友人や隣近所の幸せ、隣近所の幸せは地域全体の幸せ。つまり自分の幸せは、地域全体の幸せにつながっていることに気づこう。(自分だけよければ良いという考え方を捨てよう)石畳は今石畳地区は麓ふもと川源流域に位置し、5つの区と10の集落から成っています。内子町内でも高い山々に囲まれ、自然環境が豊かな地域です。素朴で美しい農村景観が残っており、「村並み保存運動」のモデル的な地域となっています。今、石畳地域は少子高齢化が進み、住民一人ひとりの負担が年々大きくなってきています。農地・山林の維持や伝統行事の継続、これまでの集落コミュニティの維持が難しくなりつつあります。その一方で、石畳清流園、石畳の宿、水車まつりなどの開催によって、多くの方が石畳を訪れています。交流人口の増加は、地域を誇りに思える住民意識を芽生えさせつつあります。心の過疎とならぬよう、プラスの側面はさらに磨き上げ、マイナスの側面は直し、あるいは新しい価値観を創りあげながら、真に豊かな地域にしていくことが求められています。いしだたみ