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概要

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この地域は、伊予郡・喜多郡の郡境に位置し、南予の玄関口として交通の要所にあたります。国道56号線を北に向えば、県都松山市まで車で約50分、また、ＪＲ予讃線伊予立川駅があり、高速道路の内子・五十崎インターチェンジまで車で10分で、交通の利便性には恵まれています。大半が農業を中心に営んでいますが、高齢化が進んだ現在では、観光農業や花かき卉栽培、内子フレッシュパーク「からり」を拠点とした交流農業なども見られます。地域の担い手の大半は就労者が多く、地元の事業所はもとより松山・大洲方面へ通勤しています。立川自治会取捨選択。時代に即した事業を展開していきます１課題（１）エコロジータウンのまちづくり生きがいを持って生活し、ゆとりある暮らしを後世に残すためにも、自然と共生できる生活様式や、産業の仕組みをつくり上げることが課題です。（２）循環型社会の醸成地球温暖化の解決策として、自然環境を守り環境に付加を与えない暮らし方と産業構造の仕組みをつくることが重要です。立川地域においても、環境保全をすすめる社会の醸成活動を積極的に推進する必要があります。（３）地域づくりの推進立川地域は、公民館・学校ともに一つにまとまっているという利点がありますが、他人任せになりがちな面があります。事業の取捨選択を行い、時代に即した展開を進め、地域課題を適切に把握する力量を高めるとともに、自治会を中心に各種セミナーや学習会を開催して地域づくり推進グループを育成し、実践者としての担い手づくりを積極的に推進します。（１）農業振興1地場産業の育成栽培技術の向上意欲の醸成を図り、地域の特性を生かした特産品や、新規作物の開発を行います。2空き農地・空き民家の利用による地域活性化事業自治会が所有者に貸出や売却の意思を調査し、データバンクに登録し、町外入居希望者に紹介します。3ふれあい農園・観光農園農業・農村体験、農家民宿などの企画、観光農園を誘致して、都市と農村の人的交流を促進します。4「からり」を核とした生産向上「からり」を核として、農家と消費者をつなぐ事業を積極的に展開し、生産への理解と家庭の味を広くＰＲして、生産拡大といきがいづくりをすすめます。5生産基盤整備農地整備・道路・橋梁の整備、集荷施設、潅かん水施設などの充実による効率化を図るとともに、安全で安心な食物づくりをすすめるために、生産技術の向上、情報技術を取り入れた知的農業経営の振興、生産流通体制の確立などの方策を進めます。（２）商工業振興1事業所の振興働きやすい環境づくりや地域振興に協働で取り組む体制を確立します。2工芸品・地場産業製品の発掘地域にある工芸、民具製造技術を修得、継承し、高齢者とともに実演、販売できる体制を進め、高齢者の生きがいづくりと人材活用を図ります。3食品加工による生産の促進ふる里の味や田舎の味として個性のある加工品を生産し、直売や「からり」を利用した販売をし、農村女性の生きがいづくりと人材活用を図ります。（３）情報発信により村おこし1立川の情報発信公民館にインターネット設備を整備し、空き農園、空き民家やふれあい農園、郷土芸能などをホームページでＰＲし、交流の場を提供します。たつかわ