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概要

uchiko_all

31和田・村前・北深の3つの区から成る和田地域は、内子と大瀬に挟まれた位置にあり、種々の外的要因から地域的なまとまりの希薄な地域といわれています。豊かな自然、代々にわたり伝えられた伝統文化、先駆者たちが築き、蓄積してきた農業技術など豊富な資源を継承し、磨きを掛け後世に伝える、地域に住む様々な人々がお互いを認め楽しく集える、そんな地域づくりを目指していきます。和田自治会和・話・環のある地域をつくります和田自治会内の現状と課題和田自治会は高齢化、過疎化が進行しており、地域共同体の崩壊や自治機能の低下を招いています。基幹産業は農業、とくに柿をはじめ、桃、梨、ぶどう、栗、キウイなどの果樹栽培です。全農家の70%以上が果樹単作経営で、葉タバコ農家の急激な減少・第2種兼業農家の増加、基盤整備の脆ぜいじゃく弱・不充分な灌かんがい漑設備、遊休地の増加などから、市況や気象の変化の影響を受けやすく、面的集積や機械化・合理化が困難であるなど厳しい状況です。小・中学校の校区、寺院・神社、各種団体や組織の上部団体など自治会内で分断しているものが多く、共同体意識や活動の低下を招いています。道路整備、水道設備、合併浄化槽など生活環境基盤整備の後進地域です。また、和田保育所は、自治会内唯一の公共施設ですが、幼児数が減少し、地域外の幼児受け入れで運営可能な状況です。存続は、自治体全体の課題として検討していく必要があります。住民アンケートには、小川のせせらぎやホタル、鎮守の森など貴重な自然として後世に伝えたいという声が多く寄せられました。自然のままの「手つかず」の環境を残すことも重要だと思われます。和田地域づくりの基本構想和…和田自治会の「和」です。住民が楽しく集える和やかな地域を目指します。話…話の弾む地域を目指します。話が共有できる地域を目指します。環…環境の「環」です。地域の環境を大切にします。地域内外の人々が集まる様々な環(ネットワーク)づくりを目指します。全住民が参加できるイベントや学習・親睦会を開催し、自治会内の住民の親睦・交流を図り、高齢者が気軽に集えるような「茶屋」や、知恵や経験を子どもたちに伝えるための交流会を開きます。自治会内の情報を伝える独自の広報活動をすすめます。子どもみこしなどの伝統行事の伝承や、地域のシンボルとなるような樹木の発掘・保全など、生活と密着した伝統文化や自然の保存伝承活動に取り組みます。粗大ゴミ集積場の整備・管理、花一杯運動・樹木の植栽、農道や山林へゴミを捨てない運動などを通じて景観の美化に取り組みます。また、宇都宮神社周辺の森づくり、小田川の美化、釣り大会、キャンプなど小田川にふれあう事業に取り組みます。基盤整備、観光農業などの新しい農業への取り組み、フルーツの里としてのイメージアップ、高齢化・兼業化に対応した農業、農村景観(樹園地・棚田)の保全と活用、都市と農村の交流、Iターン、Uターン者を受け入れる環境整備に取り組みます。地域づくりを進めるための研修や自治会内で学習・講演会を開催します。防火用水の設置、消火設備の設置、崖崩れ、地滑り地区のチェックなど安心・安全な地域づくり活動地域の要望・課題の掘り起こしと取りまとめを行い、地域づくり、町行政に要望を反映する、アンケートや懇談会で計画書の見直し、改訂地域づくり活動(要望の掘り起こし)に取り組みます。わだ