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概要

uchiko_all

46横田僕も10年前に都会からUターンして来たのですが、ここはホームステイしていただくにはもってこいのまちだと思います。自然環境はいいし、伝統的な町並みはあるし、食べ物はおいしいし、昔ながらの人情は健在ですから。森長ホームステイを受け入れるということは、海外に行かなくても、どなたにでも経験できる内子らしい国際交流といえるでしょうね。まちづくりのできる人づくりをめざして??一方、協会では、青少年に国際的視点で考える力と感覚を養うことを目的に、7年にわたってローテンブルク市に毎年15 ?17人の青少年を派遣。この事業は青少年たちに鮮やかな影響を与えているという。横田僕も20代に海外勤務をしましたけど、いい経験になりました。それを人生でもっとも多感な時代に体験できるっていうのは、かけがえのないことだと思います。森長たとえば、ローテンブルク市へ行った青少年がしみじみとこう言うんですよ。「分かっているつもりでいたけれど、僕は内子のことを何も知らないことに気付かされた」と。それであらためて日本のこと、内子のことに興味が出たらしいんですよ。「自分にできる国際平和って何だろう!?」と考えて、青年海外協力隊に参加したいという人もいました。山岡一度外の世界へ出て、はじめて「自分」が見てきたりするんですよね。森長外の世界を体験することで、改めて客観的に「自分の姿」を映す「心の鏡」を持つのでしょうね。横田「ここは違うけど、ここは同じだな」と見つけ合い、気付き合う楽しみを知っていくんです。これからの時代、特に大切な感覚だと思います。そういう人の暮らすまちは、自ずと楽しくなるでしょう。山岡国際交流の目的は「まちづくりのできる人づくりをめざす」ことなんです。もちろん、この町で海外体験をしたからといって、将来どこで生活をしてもいいんですよ(笑)。「まちづくりのできる人」はきっとどんな世界にいても必要とされるでしょうから。横田本当に多くの方々の努力や理解のおかげで、この協会の活動は地に足がついてきたようですが、これまでの実績を礎に、新たな展開に臨んでいかなければならない時期に差しかかっていると思います。たとえば、交流の幅を広げていくということもその可能性の一つでしょう。山岡ローテンブルク市を交流の柱にしながら、アジア諸国とのおつき合いも進めてみてはどうでしょう。横田実は、そのことについて協会のプランナーたちと話し合っているところなんです。いろいろ難しいこともあるかも知れませんが、「迷ったときには原点に還れ」です。協会を立ち上げたころに味わったあの”産みの苦しみ“と”ワクワクするような愉しみ“を再び思い起こし、これづくりをめざして。ま人るきでのりくづちFACE TO FACE人生でもっとも多感な時代に海外での交流を経験するというのは、かけがえのないことだと思います。ホームステイ