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概要

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53FEELD OF DREAMS ON UCHIKO川本さんが育てるぶどうをはじめ、「からり」に並ぶ内子産の果物や野菜は、人気がいい。客の多くは、松山市を中心に都市から足を運ぶ。週末や休日は開店から人だかりのすることも度々だ。何がどう違うのか!?売り場の雰囲気やスタッフの工夫や努力も、もちろんある。けれど、結局「味がいい」から人を惹ひきつけてやまない。味づくりは、人の知恵と大地の力。そこに客観的な「科学の目」が備わっているところに内子産(内子ブランド)の底力を見る。「土壌診断書」と印されたこの一葉は、川本ぶどう園の土の健康診断書である。町では「安心・安全」を謳うたい文句に減化学肥料・減農薬による有機的な農業をすすめていくにあたり、内子町環境保全型農業推進会議を設立。具体的には「たくましい土づくり」をすすめようと、平成11年に土壌診断室を整備。現在、「からり」に農産物を出荷する組合員をはじめ、認定農家(専業農家)や観光農園、希望農園を対象に約700件の土を採取し、診断・指導している。果樹園の土は、端境期にあたる冬に診断する。「川本さんの畑の土は、ぶどうたちにとってかなり良好なコンデションです」とは、診断室の小玉孝誠さん。どうりで美味しいはずだ。農業は何より「土」が生命だという。川本さんが育てるピオーネの味は、何よりこの土が保証していたのである。人の知恵と大地の力