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概要

uchiko_all

基盤【環境整備課】【建設デザイン課】公共下水道供用開始区域人間社会と美しい自然との共存のため、循環社会の構築が急がれています。内子町は、小田川、中山川、麓川の3本の川の恵みを受けています。その川のもと独自の文化・風土を育んできた当町では、美しい川を次世代にも引き継いでゆきたいと、平成5年から公共下水道事業に着手。平成11年3月から内子町浄化センターは、汚れの処理を開始し、現在1日約550トンの下水を処理しています。環境整備課は、このほか安心して飲める水を提供し、ごみの分別をすすめて、循環社会の仕組みをつくろうとしています。内子フレッシュパーク「からり」平成9年4月、「建設課」から課名変更した「建設デザイン課」は土木、建築、都市計画と主に3分野を括っています。これは社会資本の整備を目的とした従来型建設業務から自然環境保全や住環境整備という町環境を整えながら、中山間地域の地形的・人文的特性を活かした伝承文化の保護・育成に必要な社会資本の在り方を見つめ直すことを目的としています。具体的には麓川における水棲生物の生息環境を配慮した堰の創造整備や公共建築の木造化への取り組みなど、環境の世紀にふさわしい町の基盤づくりへと踏み出しています。近年では県都松山市や大洲市へアクセスする交通インフラも整い、両経済圏域に包含されるに至ったことで、都市に隣接する中山間地域の地理的・地勢的特性を活かしたまちづくりが求められています。そこでエコロジカルに住まう場所として、住宅団地の造成に着手。大瀬の集落や内子市街地の一部では、地域に快適に住まう方法を官民一体となって実現していく「街なみ環境整備」が展開されているほか、町内の地域住宅推進役である建築関係者や住民を対象に内子にふさわしい住宅を研究する「内子住まい塾」も始まりました。「循環社会」のひとつの手法、地元の木材を使って建てた休憩所(大瀬成留屋)79